今回はチンドン!あづまやさんです。
チンドン!あづまやの足立さんとの縁はちょっと奇縁でした。
以前に地元(中野)のチンドン屋さんということで興味を持ちメールを送っていたのですが、暫く返信がなかったものですから縁がなかったのかなとあきらめていました。
そんな矢先、以前お世話になった八百屋さんにお土産を持っていったところ、
なんとそこで足立さんが働いていたのです!
最初はお互い勘付きもしませんでしたが、少し話している内に
「あれ、この間メールくれた人?」
それからはものすごく熱心にチンドンについて熱い思いを語ってくれました。
中野公園での練習を拝見させて頂いたり、僕の考えを尊重して基本的なビートのようなものを教えて頂いたり。。
実際にチンドン太鼓も叩かせていただきました。ラッキ~!
ご覧のとおり全然様にはなりませんでしたが、初めてドラムに触れた時のことを考えると案外すんなり体になじみました。
こんなことを言うと、
「チンドンなめんな、小僧が!」
チンドン!あづまやの足立さんとの縁はちょっと奇縁でした。
以前に地元(中野)のチンドン屋さんということで興味を持ちメールを送っていたのですが、暫く返信がなかったものですから縁がなかったのかなとあきらめていました。
そんな矢先、以前お世話になった八百屋さんにお土産を持っていったところ、
なんとそこで足立さんが働いていたのです!
最初はお互い勘付きもしませんでしたが、少し話している内に
「あれ、この間メールくれた人?」
それからはものすごく熱心にチンドンについて熱い思いを語ってくれました。
中野公園での練習を拝見させて頂いたり、僕の考えを尊重して基本的なビートのようなものを教えて頂いたり。。
実際にチンドン太鼓も叩かせていただきました。ラッキ~!
ご覧のとおり全然様にはなりませんでしたが、初めてドラムに触れた時のことを考えると案外すんなり体になじみました。
こんなことを言うと、
「チンドンなめんな、小僧が!」
と言われてしまいそうですが、あ、これ俺いけるかも、、と思わせる何か暖かい親近感がありました。
ただ僕は音楽をやる上で(会話でもそうですが)、伝えたい事もないのにただ演奏するという事が嫌いです。
チンドンを本気でやっている方々に失礼なので、チンドン太鼓の演奏者になるつもりはないのです。
さてさて、足立さんが言うには簡単に分けてチンドンのリズムはシャッフル(3連)系のハネモノと
ハネない平らというリズムに大別されるそうです。
ただし平らと言ってもそれは日本独特のものなので、僕の印象としてはハネている感じを受けました。
きっとヨスケ(当たり鉦)の音色がそのように聞こえさせているのでしょうね。
また、チンドンには打ち込みと呼ばれる演奏前の合図のようなものがあることも教えていただきました。これはチンドン太鼓を持つ親方が「さあ、これから演奏しますよ。何か曲を弾いて下さい。」と楽士さんに催促するもので、景気付けの意味もあるそうです。
何パターンか見せて頂きましたが、特に決まりはなく長いものも短いものもありました。
ただ、、、
最後はいつもドドン!って終わるんですね(笑)
これが何ともチンドンっぽくって特徴のひとつかと思います。
これから何か始まるのかな~と思わせるものがあります。
この点以前東京チンドン倶楽部の高田さんに訊ねたことがありましたが、
「それは人に依るよ」とのことでした。
確かに演奏者でまったく奏法が変わるのがチンドン太鼓です。
決め付けるのは良くないですが、決め付けるのが僕の作業なので僭越ながら決め付けます<(`^´)>
ドラムで言えば曲の終わりで良く使われるタカトン(そろそろ譜面をUPしなきゃとおもうのですが、やっぱり画像にするしかないのかな?テキストで入力できればいいのに。。)が、ちょうどチンドンのドドン!に当たると思います。
言ってみれば定番ってやつですね。
ただこれはあながち間違っていないと思います。
現代のロック・ポップスでこの終わり方をすると相当浮くと思いますが、
浮くということは裏を返せばそれだけ特徴的ということなのでチンドンっぽさを出したい時には重宝するのではないでしょうか。
ただビートに関しては以前も書いたようにこれというフレーズがありません。
足立さんに小鶴家さん(チンドン会の名門)から教わったという野毛山(ノーエ節)という曲を披露して戴きましたが、この曲などは最初から最後まで叩き方が決まっているそうです。
つまりチンドン太鼓のフレーズが曲のメロディーと一体なのです。
この事はより音楽的といえば音楽的ですが、8ビートのようにどんな曲にも汎用的に使えるビートを抽出するという観点からみると、非常にやっかいですね。。
どうしてそんな事をするのか聞かれそうですが、僕はそんな事がしたいのです。
ある程度の矛盾は抱えつつも汎用的なフレーズを炙り出して皆に試してもらいたい。
そこから日本音楽に興味を持って本格的に追求するもよし、それを発展させて新しい音楽を作るもよし。
要はその根っこに日本伝統の音楽があるという土壌を作りたいのです。
やっぱり外国の真似だとは言われたくないでしょう?
少々話がズレましたね。。
足立さんと高円寺のバーでご一緒させて頂いた時、彼は師匠「小鶴家」さんの演奏がいつも頭の中にあるとおっしゃっていました。
また、「喜楽家」扇太朗さん小夜子さん、「江戸家」のはるえさん、「みどり家」さん、「菊乃家」さん、「長谷川宣伝社」さん、「滝乃家」一二三さん、二代目瀧廼五朗八さん(故人)等、往年の演奏家達の演奏は自分のスタイルに強く影響していて、彼らの演奏を生で見れたことは大きな財産だとも。。
現在未だ現役で演奏されている方は少ないようですが、彼らの演奏を見たのと見ていないのではチンドンに対する認識に大きな差が出るとの事で、是非とも見れるチャンスを得たいものです。
足立さんにはとにかく熱く熱くチンドン講義をして頂きました。
彼の情熱に敬意を表すと共にこれからの発展を心よりお祈りしたいと思います。
チンドン!あづまや
https://chindonya.net/
ただ僕は音楽をやる上で(会話でもそうですが)、伝えたい事もないのにただ演奏するという事が嫌いです。
チンドンを本気でやっている方々に失礼なので、チンドン太鼓の演奏者になるつもりはないのです。
さてさて、足立さんが言うには簡単に分けてチンドンのリズムはシャッフル(3連)系のハネモノと
ハネない平らというリズムに大別されるそうです。
ただし平らと言ってもそれは日本独特のものなので、僕の印象としてはハネている感じを受けました。
きっとヨスケ(当たり鉦)の音色がそのように聞こえさせているのでしょうね。
また、チンドンには打ち込みと呼ばれる演奏前の合図のようなものがあることも教えていただきました。これはチンドン太鼓を持つ親方が「さあ、これから演奏しますよ。何か曲を弾いて下さい。」と楽士さんに催促するもので、景気付けの意味もあるそうです。
何パターンか見せて頂きましたが、特に決まりはなく長いものも短いものもありました。
ただ、、、
最後はいつもドドン!って終わるんですね(笑)
これが何ともチンドンっぽくって特徴のひとつかと思います。
これから何か始まるのかな~と思わせるものがあります。
この点以前東京チンドン倶楽部の高田さんに訊ねたことがありましたが、
「それは人に依るよ」とのことでした。
確かに演奏者でまったく奏法が変わるのがチンドン太鼓です。
決め付けるのは良くないですが、決め付けるのが僕の作業なので僭越ながら決め付けます<(`^´)>
ドラムで言えば曲の終わりで良く使われるタカトン(そろそろ譜面をUPしなきゃとおもうのですが、やっぱり画像にするしかないのかな?テキストで入力できればいいのに。。)が、ちょうどチンドンのドドン!に当たると思います。
言ってみれば定番ってやつですね。
ただこれはあながち間違っていないと思います。
現代のロック・ポップスでこの終わり方をすると相当浮くと思いますが、
浮くということは裏を返せばそれだけ特徴的ということなのでチンドンっぽさを出したい時には重宝するのではないでしょうか。
ただビートに関しては以前も書いたようにこれというフレーズがありません。
足立さんに小鶴家さん(チンドン会の名門)から教わったという野毛山(ノーエ節)という曲を披露して戴きましたが、この曲などは最初から最後まで叩き方が決まっているそうです。
つまりチンドン太鼓のフレーズが曲のメロディーと一体なのです。
この事はより音楽的といえば音楽的ですが、8ビートのようにどんな曲にも汎用的に使えるビートを抽出するという観点からみると、非常にやっかいですね。。
どうしてそんな事をするのか聞かれそうですが、僕はそんな事がしたいのです。
ある程度の矛盾は抱えつつも汎用的なフレーズを炙り出して皆に試してもらいたい。
そこから日本音楽に興味を持って本格的に追求するもよし、それを発展させて新しい音楽を作るもよし。
要はその根っこに日本伝統の音楽があるという土壌を作りたいのです。
やっぱり外国の真似だとは言われたくないでしょう?
少々話がズレましたね。。
足立さんと高円寺のバーでご一緒させて頂いた時、彼は師匠「小鶴家」さんの演奏がいつも頭の中にあるとおっしゃっていました。
また、「喜楽家」扇太朗さん小夜子さん、「江戸家」のはるえさん、「みどり家」さん、「菊乃家」さん、「長谷川宣伝社」さん、「滝乃家」一二三さん、二代目瀧廼五朗八さん(故人)等、往年の演奏家達の演奏は自分のスタイルに強く影響していて、彼らの演奏を生で見れたことは大きな財産だとも。。
現在未だ現役で演奏されている方は少ないようですが、彼らの演奏を見たのと見ていないのではチンドンに対する認識に大きな差が出るとの事で、是非とも見れるチャンスを得たいものです。
足立さんにはとにかく熱く熱くチンドン講義をして頂きました。
彼の情熱に敬意を表すと共にこれからの発展を心よりお祈りしたいと思います。
チンドン!あづまや
https://chindonya.net/
※現在は削除しましたが、一部内容に不正確なものがあったことここでお詫び申し上げます。
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