え~、なんでしょう。
思い立ったらやってみたくなる性格でして。。
チンドン屋さんになる気もないのにチンドン太鼓を作ってみました。
幸運にも何人かのチンドン屋さんと知り合うことができ、
業界の事やなんかを色々聞かせて頂きましたが、
話を聞く度に、あぁ、厳しい世界なんだな。
これは僕が割り込んで行くべき所ではないな。
そういう認識を深めていきました。
よし、そんなら作ってみるか。チンドン太鼓!
と普通はならないでしょうが、一度足を突っ込んだ主題ですし菅田米穀店の備品として一つくらい持っておくのもいいかなと島忠(ホームセンター)へ向かいました。
*ここからはあくまで素人が作ったチンドン太鼓の作り方ですので、
本気の方は参考にしないで下さい。
あまりちゃんと説明したサイトが無かったので書いたまでです。
と、その前に太鼓は買わないといけません。
鉦もです。
僕はチンドン屋の足立さんに紹介され浅草の「宮本卯之助商店」で購入しました。
左から時計回りに、
・平太鼓
・小締太鼓
・鉦
です。
お値段はピンキリ。
つっても正直結構します。。
次に木材。
<エゾ松>
・430×150×20(イ)二枚
・400×150×20(ロ)二枚
・100×150×20(ハ)一枚
<S.P.F材>
・230×20×20(ニ)一本
・75×20×20(ホ)二本
<桧>
・150×15×15(ヘ)四本
*側面が三角のもの
<金具類>
ショウ×8:角に取り付けるやつ
ステンレスネジ(3.5×32)二袋くらい
ステンレスネジ(3.1×20)一袋くらい
超細い釘(20)一袋
輪付きネジ(中、小)1セット
<紐>
やや細いの:太鼓用
細いの:鉦用
*写真の太いのは使いませんでした。
ニスを塗るのにハケも買っておいた方がいいっすね。
ちなみに今回は水性ウレタンの塗料を使いました。
こういうのは性格出ますね(笑)
汚ない。。
ちゃんと新聞紙とか使った方がいいっすよ~。
一応こっから作り方
上下(イ)と前後(ロ)を組み合わせて平太鼓用の枠を作ります。
ネジで固定した後、角にショウを着けて補強しました。
塗料を塗る前にサンドペーパーで表面を綺麗にしておいた方がいいらしいです。
今回は塗った後指摘されたのでやり直し。。
側面が三角の棒(ヘ)と普通のちっちゃい棒(ホ)を細い釘で固定します。
*これはホームセンターで斜めの切断を受け付けていなかったためやむを得ずやったまでで、斜めに切れるのであればそれに越した事はないです。
こんな感じで枠下部分の補強にしました。外側からネジで固定してます。
棒でなくて板一枚でもいいっすね。
長い棒(ハ)をネジで枠と固定します。
演奏する時に肩から紐で引っ掛ける為です。
なので演奏者側、上部にくるようにして下さい。
枠下部分と同じ要領で上部の補強をします。(ハ)と(ヘ)で対応。
ここからはちょっと失敗談。
斜め切りができないのでいろいろ工夫しつつ鉦用の屋根付き枠を作ってみました。
要はこういう風にしたかったんですけど。
こうなりまして。。
再購入。。
屋根は諦め鳥居風にすることに。
<エゾ松>
180×45×15(ト)二本
20×45×15(チ)二本
250×45×15(リ)一本
290×45×15(ヌ)一本
こんなイメージ。
足(ト)の上に短い方の棒(リ)を乗せて、その上に(チ)(ヌ)。
また塗ります。。
枠との接続部分はガッチリさせるため、ネジで留めます。
ここは(ト)ですね。
今回学びましたが、細かいところにこういう太めの釘はNG!
今にも割れそうですね。
まぁ普通に考えれば分かるか。。
こういう細いので十分です。
ニ、三本差しときましょう。
こんな感じで。
いくつも木が重なる部分は釘同士がぶつかない為にも細いのをお奨めします。
間の木(チ)はもう少し長くてもいいかもしれません。
つ~か、チンドン太鼓は基本鳥居ではなく屋根です。
悪しからず。
鉦を引っ掛けるために両足の上部に輪の付いたネジを取り付けます。
鉦を細い紐で引っ掛けて出来上がり。
平太鼓用にも上部二点、下に一点取り付け、紐で固定する。
*平太鼓には最初から輪が三点付いているものを使っています。
こんな感じになります。
きっちり留めれば割と安定感あります。
小締太鼓を鳥居に引っ掛けて。
とりあえず、完成!!
なんか鳥居がねじり鉢巻してるみたいで、わけわかんないっすけど。
ちょっと試奏してみたところ、いい音しましたよ!
太鼓は職人さんが作ってますからね。
今回長々と作り方というか失敗談を書きましたが、最終的に言いたかった事は、
チンドン屋さんはエライってこと。
チンドン太鼓(枠)は基本的に皆さん手作りです。
こんだけの苦労を皆さん経験してるわけです。
十人十色のチンドン屋さんですが、演奏はもとより太鼓も十人十色。
今度町で見かけたらチンドン太鼓にも目を向けてみると面白いかもしれません。
さてさて、僕はこれで商売をするわけではないのでしばらく部屋のインテリアになりますが、
ちゃんとしたチンドン太鼓が欲しいという方は東京チンドン倶楽部の高田さんを訪ねて行く事をお奨めします。
実はチンドン太鼓のセット、先述の浅草宮本卯之助商店で販売しています。
そして、その販売用のセットを設計したのが高田さんなのです。
先日音頭バンド「カラカラ」に参加した際、チンドン担当の佐藤ゆみさんに高田さんの作ったチンドン太鼓を見せてもらいましたが、鉦の枠は取り外せるわ、木も斜めに綺麗に切ってあるわ、
枠上部にどうやって空けたのか穴も空いてるわ、もう匠の技って感じでした。
写真は企業秘密って事で伏せておきますが一見の価値ありです。
思い立ったらやってみたくなる性格でして。。
チンドン屋さんになる気もないのにチンドン太鼓を作ってみました。
幸運にも何人かのチンドン屋さんと知り合うことができ、
業界の事やなんかを色々聞かせて頂きましたが、
話を聞く度に、あぁ、厳しい世界なんだな。
これは僕が割り込んで行くべき所ではないな。
そういう認識を深めていきました。
よし、そんなら作ってみるか。チンドン太鼓!
と普通はならないでしょうが、一度足を突っ込んだ主題ですし菅田米穀店の備品として一つくらい持っておくのもいいかなと島忠(ホームセンター)へ向かいました。
*ここからはあくまで素人が作ったチンドン太鼓の作り方ですので、
本気の方は参考にしないで下さい。
あまりちゃんと説明したサイトが無かったので書いたまでです。
と、その前に太鼓は買わないといけません。
鉦もです。
僕はチンドン屋の足立さんに紹介され浅草の「宮本卯之助商店」で購入しました。
左から時計回りに、
・平太鼓
・小締太鼓
・鉦
です。
お値段はピンキリ。
つっても正直結構します。。
次に木材。
<エゾ松>
・430×150×20(イ)二枚
・400×150×20(ロ)二枚
・100×150×20(ハ)一枚
<S.P.F材>
・230×20×20(ニ)一本
・75×20×20(ホ)二本
<桧>
・150×15×15(ヘ)四本
*側面が三角のもの
<金具類>
ショウ×8:角に取り付けるやつ
ステンレスネジ(3.5×32)二袋くらい
ステンレスネジ(3.1×20)一袋くらい
超細い釘(20)一袋
輪付きネジ(中、小)1セット
<紐>
やや細いの:太鼓用
細いの:鉦用
*写真の太いのは使いませんでした。
ニスを塗るのにハケも買っておいた方がいいっすね。
ちなみに今回は水性ウレタンの塗料を使いました。
こういうのは性格出ますね(笑)
汚ない。。
ちゃんと新聞紙とか使った方がいいっすよ~。
一応こっから作り方
上下(イ)と前後(ロ)を組み合わせて平太鼓用の枠を作ります。
ネジで固定した後、角にショウを着けて補強しました。
塗料を塗る前にサンドペーパーで表面を綺麗にしておいた方がいいらしいです。
今回は塗った後指摘されたのでやり直し。。
側面が三角の棒(ヘ)と普通のちっちゃい棒(ホ)を細い釘で固定します。
*これはホームセンターで斜めの切断を受け付けていなかったためやむを得ずやったまでで、斜めに切れるのであればそれに越した事はないです。
こんな感じで枠下部分の補強にしました。外側からネジで固定してます。
棒でなくて板一枚でもいいっすね。
長い棒(ハ)をネジで枠と固定します。
演奏する時に肩から紐で引っ掛ける為です。
なので演奏者側、上部にくるようにして下さい。
枠下部分と同じ要領で上部の補強をします。(ハ)と(ヘ)で対応。
ここからはちょっと失敗談。
斜め切りができないのでいろいろ工夫しつつ鉦用の屋根付き枠を作ってみました。
要はこういう風にしたかったんですけど。
こうなりまして。。
再購入。。
屋根は諦め鳥居風にすることに。
<エゾ松>
180×45×15(ト)二本
20×45×15(チ)二本
250×45×15(リ)一本
290×45×15(ヌ)一本
こんなイメージ。
足(ト)の上に短い方の棒(リ)を乗せて、その上に(チ)(ヌ)。
また塗ります。。
枠との接続部分はガッチリさせるため、ネジで留めます。
ここは(ト)ですね。
今回学びましたが、細かいところにこういう太めの釘はNG!
今にも割れそうですね。
まぁ普通に考えれば分かるか。。
こういう細いので十分です。
ニ、三本差しときましょう。
こんな感じで。
いくつも木が重なる部分は釘同士がぶつかない為にも細いのをお奨めします。
間の木(チ)はもう少し長くてもいいかもしれません。
つ~か、チンドン太鼓は基本鳥居ではなく屋根です。
悪しからず。
鉦を引っ掛けるために両足の上部に輪の付いたネジを取り付けます。
鉦を細い紐で引っ掛けて出来上がり。
平太鼓用にも上部二点、下に一点取り付け、紐で固定する。
*平太鼓には最初から輪が三点付いているものを使っています。
こんな感じになります。
きっちり留めれば割と安定感あります。
小締太鼓を鳥居に引っ掛けて。
とりあえず、完成!!
なんか鳥居がねじり鉢巻してるみたいで、わけわかんないっすけど。
ちょっと試奏してみたところ、いい音しましたよ!
太鼓は職人さんが作ってますからね。
今回長々と作り方というか失敗談を書きましたが、最終的に言いたかった事は、
チンドン屋さんはエライってこと。
チンドン太鼓(枠)は基本的に皆さん手作りです。
こんだけの苦労を皆さん経験してるわけです。
十人十色のチンドン屋さんですが、演奏はもとより太鼓も十人十色。
今度町で見かけたらチンドン太鼓にも目を向けてみると面白いかもしれません。
さてさて、僕はこれで商売をするわけではないのでしばらく部屋のインテリアになりますが、
ちゃんとしたチンドン太鼓が欲しいという方は東京チンドン倶楽部の高田さんを訪ねて行く事をお奨めします。
実はチンドン太鼓のセット、先述の浅草宮本卯之助商店で販売しています。
そして、その販売用のセットを設計したのが高田さんなのです。
先日音頭バンド「カラカラ」に参加した際、チンドン担当の佐藤ゆみさんに高田さんの作ったチンドン太鼓を見せてもらいましたが、鉦の枠は取り外せるわ、木も斜めに綺麗に切ってあるわ、
枠上部にどうやって空けたのか穴も空いてるわ、もう匠の技って感じでした。
写真は企業秘密って事で伏せておきますが一見の価値ありです。
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