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はじめまして、菅田 光司郎 と申します。

ドラムを叩いております。

今回思い立ってこのブログを始める事にしました。
きっかけは約1年間のブラジル旅行です。
先月帰って来たばかりなのですが、今始めないと一生取り掛かれないのではないかと思い
早速手をつけたのです。

僕はブラジルに新しい音楽の生まれる風景の様なものを求めて行きました。
なぜ英語圏でもない南米の1国が新しいポピュラー音楽を生み出し、世界の音楽大国となり得たのか。
その答えを断言することはできませんが、約1年を通して僕が一番感じたのは彼らの圧倒的なパワーでした。
そしてその根源に揺るぎない愛国心があったことは否定できない事実でした。

彼らの歌は自分達の住む土地を讃え、文化を誇り、自然の恵みへの感謝を表しています。
現在の日本を振り返ってみると少し寂しい思いがしませんか?
僕自身はそのことを強く感じました。

僕にも何かできることはないかと考えていた矢先、サンパウロでひょんな事からネネというドラムの先生を紹介されます。
この先生が僕に見せてくれた本がこのブログの出発点になりました。

ブラジル各地に伝わるその土地土地の独特なビート。
彼はそれをドラムの譜面に起こしていました。
そのビートごとに名前があり、成り立ちの簡単な説明も付いていました。

これを使って自分で楽しむ、日本に帰って紹介する。
それもいいだろうと考えましたが、僕にはそのコンセプトの方が魅力的に映りました。
日本だって土地土地によって風俗は異なるし、なんせ1400年以上の歴史を誇る国ですから。
僕はワクワクしてこれからの研究対象の本場である日本へ留学するような気持ちで戻ってきました。

そして今ブログを書いています。
今日から足で稼いだ日本のビートの数々をこの場で紹介していこうと考えています。
ひとつ長いお付き合いよろしくお願い致します。
 
 
 
                          2008年7月3日
 
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